 | 先週末に入れたファイアウォールの各インターフェイスには 『暗黙のDeny』 ちゅうのがあります。 ネットワーク屋なら常識ですが知らない方には簡単に解説します。
ファイアウォールというのはルータと違って、許可した通信を転送するのが仕事なんです。 なので、基本は通信を遮断するものなのです。 中には初期設定で全てのフレームを転送してしまう 困った製品もあります。 そういった機器には明示的に 『全てのフレームを破棄』 というルールを 設定するものです。
ちなみに、家庭で使うブロードバンドルータはファイアウォールではありません。(私見ですが…) ブロードバンドルータはIPマスカレード(Souce NAPT)を使用しているので、インター ネット側から 侵入することはできないのです。 (内部と外部のIPアドレスとポート番号を管理しているテーブルがダイナミックに変化し、 かつ一定期間で消去されるからです。 Destination NAPT を設定しサーバを公開している方は それなりの覚悟を持って運営されていることでしょうし、コメント無しです)
まぁ、そんなことで我が家のファイアウォールにも 『暗黙のDeny』 があり、今まで家庭で使っている 分には気にもしていなかった通信があるんですな。 例えば、『ディモーラ』。 Panasonic の DIGA(我家は DMR-BW780)がインターネットと連携した 録画予約・管理サービスなんですけど、解放ポートをインターネットを調べると分かりにくかったり 嘘ばっかりの情報が上がっているので、ファイアウォールログで調べてみました。
インターネット向けに以下の通信を許可すれば使用可能です。(ステートフルインスペクションの場合) TCP 47809 , 49001 UDP 1900 , 47810 宛先IPも分かってますけど、そこまでガチガチにせんで良いでしょう。
ルーターで頑張ってACLをかけている人は、上記ポートを 行き/帰り で許可してあげる必要があります。
写真はヤフオクで入手した 『IPCOM S1200』 です。 自分が使っているFW機器を公開することは しないものです。 セキュリティレベルの低下になりますので・・・。
難しかった??
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