2004/08/30 09:54 クライネ・シャイデックからアイガー(左)とメンヒ(右)、を望む

 



 クライネ・シャディック (Kleine Scheidegg) へ到着しました。 ここは、グリンデルヴァルト (Grindelwald) 行きとユングフラウヨッホ (Jungfraujoch) 行きの分岐点になります。 私たちはユングフラウヨッホへ行くため、 再び電車を乗り換えます。

 写真に写っているのは、アイガー (Eiger 3970m) とメンヒ (Monch 4099m) です。
 
 2004/08/30 09:56 クライネ・シャイデックからユングフラウを望む

 



 さらに右側にはユングフラウ (Jungfrau 4158m) を見ることができます。

 インターラーケンでは空一面を覆っていた雲がここクライネ・シャディックに近づくにつれて消えていき、到着したときには青空まで出ていました。
 2004/08/30 09:56 ユングフラウヨッホ行きの登山電車

 



 ユングフラウヨッホ行きの電車です。 この電車に乗りヨーロッパ一高い駅に向かいます。 電車が動きだしホームの端に近づいたとき、待避線に一両の車両が停まっているのが目に留まりました。 その車両の側面には漢字で 『大津市』 と書かれていました。 ???なんで電車に 『大津市』 の文字が・・・? そういえば 『インターラーケン』 も聞き覚えがあるし・・・。
 電車の中で考えていると、『インターラーケン』 と 『大津市』 の関係に気づきました。
 『大津市』 といえば滋賀県の県庁所在地で仕事でもよく行くところで、花壇に木製の看板があり 『 ⇒ Interlaken 9550km 』 と書かれています。 また、市役所の市民ロビーにあるショーケースにはスイスの民芸品が飾られています。 そうです、インターラーケンと大津市は姉妹都市だったのです。

 

 2004/08/30 10:02 草をはむ牛

 



 標高が高いせいでしょうか、クライネ・シャイデック (Kleine Scheidegg) の周辺は草原ばかりで樹木がありません。 見渡すと牛が放牧されており、格好の餌場になっています。 たくさんの牛たちが草を食べています。 たくさん食べて、いい乳たくさん出して、おいしいチーズを食べさせてくださいね。 もちろん首にはカウベルをぶら下げていました。
 2004/08/30 10:20 アイガーヴァント駅

 



 アイガーヴァント (Eigerwand 2865m) 駅に到着しました。 クライネ・シャイディック (Kleine Scheidegg) からアイガーグレッシャー (Eigergletscher) までは山の斜面を走り、アイガーグレッシャーからここアイガーヴァント (Eigerwand 2865m) 、次のアイスメーア (Eismeer 3160m) 、終点のユングフラウヨッホ (Jungfraujoch 3454m) まで、この巨大な岩山をくり抜いたトンネルを走ります。
 2004/08/30 10:21 アイガー北壁の窓からの眺望

 



 ここは、アイガー (Eiger 3970m) 北壁をくり抜き窓枠をはめ込んで作られた展望台です。 ここから麓の村々が一望することができます。
 左端に点が集まったように見えるのは、麓のクライネ・シャイディック (Kleine Scheidegg) 、中央少し上にはブリエンツ湖 (Brienz See) が見えます。 下に映る大きな影は麓の村から見上げていた巨大な岩山、アイガーの影です。 私たちは今この巨大な岩山の中にいます。
 2004/08/30 10:35 アイスメーア駅の展望台

 



 ここはアイガーヴァント (Eigerwand 2865m) の次の駅アイスメーア (Eismeer 3160m) の展望台です。 この展望台もアイガーの中にありアイガーヴァントの展望台とは反対側の南側に位置します。
 こちらからも素晴らしい眺望を楽しむことができますが、停車時間がわずか数分しかなく数枚の写真を撮ることしかできませんでした。そのなかで一番よく撮れたのがこれです。

 まもなく、ヨーロッパ一高い場所にある駅、ユングフラウヨッホに到着します。



まもなく、ヨーロッパ一高い駅、ユングフラウへ到着します。