10:00 |
KTVハウジング近江八幡住宅展示場に集合し、観光バスに乗り出発 |
10:20 |
甲西町にある建築現場に到着。
現場の状態は、基礎が出来上がり、躯体が組み上げられ、1階と2階の床、外壁、屋根にヘーベル板が取り付けられていました。
1. |
スウェーデン式サウンディング方式による地耐力調査の実演
先端にドリルの歯のようなものがついたシャフトに100kgの荷重を加えた状態で回転させ、シャフトが地中に25cm入るために何回転必要かを記録しながら数メートル調べます。 測定場所は多いほど地中の様子が良くわかります、通常は建物の四隅と中心を測るようです。
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2. |
外壁耐火試験
ヘーベル板、サイディング材、セラミック系外壁の3種類を準備し、それぞれの外壁を火災を想定しガスバーナーで30分間加熱しその様子を観察します。
・ヘーベル板は外側が変色、内側は素手で触れる程度の温度。
・サイディング材は焼け焦げボロボロに朽ち果て、内部の断熱材も焼けていた。
・セラミック系外壁の外側は変色する程度だったが、内側は炭のようになっていた。
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3. |
建物内の見学
建物内部の壁は全く作られていない状態で数本の柱と耐力壁のみなのでとても広く感じた。 2階では参加者全員(20数名)でジャンプし躯体の頑丈さを体験。 木造住宅の場合、この状態でジャンプすることはできないそうです。 また、ヘーベルハウスに使われている角型鋼とC型鋼の重量比較やねじれに対する強さを確認。 C型鋼は随分軽く片手で持てる程度で人の力で簡単にねじることができましたが、旭化成の角型鋼管はかなり重く頑丈で人の力ではねじることはできませんでした。
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13:00 |
草津市内にある築15年のヘーベルハウスを見学
立てられてから15年が経過しているために古さを隠せないデザインだったが、新築してから15年間一度も補修をしていないとは思えないほど綺麗な建物だった。 リビングには石油ストーブが一台だけありましたが、寒くは無く十分でした。 エアコンは小型の物を使用しているが真夏でも十分冷えるそうです。 断熱性能が非常に高いことを体感することができました。 しかも、15年前の建物にもかかわらずこの性能を持ち合わせていることに感心しました。 |
14:00 |
中主町にある築3年のヘーベルハウスを見学
大きな家ではありませんでしたが、リビングには畳コーナがあり、掃きだし窓からはウッドデッキが庭へ続きさらにリビングを広く見せていた。 掃きだし窓の上には電動巻上げ式オーニングがついており、夏場はこれを出すとリビングに直射日光が入らず涼しくすごせるとのこと。 キッチン~ユーティリティ~洗面~浴室の動線も良く作られていました。 キッチンには生ゴミ用ダストシュートが取り付けられ衛生的にゴミ処理ができるところには感心しました。 全体的には和風に作られてとてもセンスの良い家になっていました。 |
15:00 |
KTVハウジング近江八幡住宅展示場に帰着
帰りのバスの中で大阪ガスからプロパンガスについての案内がありました。 滋賀県の都市ガスは湖南地域でしか利用できないため、県内の多くの地域ではプロパンガスを利用しています。 都市ガス供給エリアが拡充した際にプロパンガスからスムーズに移行できるように、大阪ガスの子会社であるリキッドガスが都市ガスに近い金額でプロパンガスを提供しているので利用してもらいたいということでした。 |