高速道路を多用する人にとっては非常に便利でお得なETC。 我が家ではあまり高速道路を使うことが無いので特に必要性を感じていなかったのですが、車載器が無料で入手できるというキャンペーンが Yahoo! で行われていることを知り申し込んでみました。 Yahoo! Japanカード、Yahoo! Japan ETCカードを同時に申し込むことが条件で、最低2年間は所有しなければならないそうです。 これらのカードは入会金、年会費が無料なので何枚あっても紛失しなければ問題ありません。 車載器が無料になる訳は、7500円の単機能で低価格な車載器に対して、四輪車ETCらくらく導入キャンペーン助成金5000円、残り2500円をYahoo!が負担してくれるためです。 今はこれで十分なので早速申し込みました。
 入会手続きを行うと10日ほどで手元にカード類が届きます。 カードに同封されているETC車載器の申込書に必要事項を記入し車検証のコピーを添えて返送すると、さらに1週間ほどでセットアップ済みの車載器が送られてきました。 後は取り付けて使ってみるだけです。

ETCの利用履歴が確認できるサービス 「ETC利用紹介サービス」 はこちら。
ETC車載器セット

1.車載器セット品
仕様
メーカ 古野電気
型式 アンテナ分離型 J-ES102(フロントガラス貼付タイプ)
アンテナ取付角 20°~60°
アンテナ取付高 2m以下
特徴
 ・アンテナ分離型で取付場所の自由度が高い。
 ・オプションによりダッシュボードへの取付けも可能。
 ・各ステータスをブザー音とLEDで通知
 ・カーナビとの連動機能なし
 低価格な車載器だけあって、喋ったりカーナビに表示したりする機能は全くありません。 ステータスはブザー音とLEDの点灯色で判断します。 慣れれば問題なし!
アンテナ貼り付け

2.ETCアンテナ貼り付け
作業は非常に簡単で以下の通りです。
 1.アンテナ取付
 2.アンテナケーブル配線
 3.本体固定
 4.アンテナケーブル接続
 5.電源(ACC)接続
 6.動作確認


ETCアンテナをルームミラー裏側のフロントガラスに貼り付けます。 色付きガラスなので外からアンテナの存在はわかりにくく、室内からもルームミラーの裏側にあるので目立ちませんが、まっすぐ貼り付けましょう。
アンテナケーブル配線ルート

3.ETCアンテナケーブル配線



 ETCアンテナケーブルの配線ルートは、説明しなくてもわかると思います。 フロントガラスの上部と天井の内張りの隙間に押し込み通していきます。 運転席の足元に下ろすために右Aピラーのカバーを外し、既存のケーブルと一緒にインシュロック(タイラップ)で固定します。

 ツイーター付近から足元までは空間がありますので、道具なしでそのままアンテナケーブルを通すことが出来ます。

 ケーブル類のカミ込みに気をつけながら、ピラーカバーと手すりを取り付けます。


Aピラーカバーの外し方はこちら
車載器取付け場所 (加工前)

4.車載器取付け場所 (加工前)



5.車載器取付け場所 (配線用穴あけ加工後)



 車載器の大きさによって取り付けられる場所が変わってくると思いますが、私はハンドルの下側にある小さなポケットに取り付けることに決めました。

 このポケットに車載器本体を収めるなら、電源とアンテナケーブルを通さなければなりません。 ケーブルの先端に付いているプラグの大きさは、8mmほどありますのでポケットの奥にプラグを通すことが出来る大きさの穴を開け、ケーブルを引き込みます。

 穴を開けるときは裏側に何があるかを確認してからにしましょう。 貫通したとkにドリルの歯で損傷を与えるかもしれませんので・・・。
ケーブル接続後の車載器本体

6.車載器本体と各ケーブル接続


 車載器本体とアンテナケーブル(上)、電源ケーブル(下)を接続した状態です。


電源ケーブルをACC(キーシリンダーを1段回すと+12Vが出力されるライン)に接続し、動作確認をしておきます。
車載器取り付け後

7.車載器本体取り付け


ハンドル下のポケットに車載器本体を両面テープで取り付けます。 写真は、ETCカードを挿入して電源を投入したものです。 ピーッと1回なってLEDが緑色に点灯しています。 説明書によるとこれが正常だそうです。
ケーブル配線
8.配線と余長処理


 運転席の下の小物入れを外し、チューナやバックカメラの制御ユニットを設置しています。 ここには当然ACCもありますので、電源の確保と余長処理をこのスペースで行っています。
 ETCを装備して初めて高速道路を走るときは、本当にゲートのバーが開くか心配でETC専用ゲートには行かずに、ETC/一般用のゲートを利用しました。 開かなかったら困ると思いかなり低速で近づくと、車載器から「ピッ」という音がして料金所のパネルに金額が表示され、ゲートのバー開きました。 おぉ~~と1人で歓声を上げていました。
 ETCは無くて困るものではありませんが、一度使いその便利さに慣れてしまうと無くてはならないものになってしまいます。 要するに気に入ったということですね。 高速道路や有料道路の利用回数は多くありませんので、通行料金の割引もそんなにありませんが、ノンストップで通過できるというところは非常に良いと思いました。 全車標準装備されれば良いのですが・・・。