エキストラ出演レポート 
 
『唐招提寺1200年の謎 ~天平を駆けぬけた男と女たち~


日程、撮影場所 (参加したロケのみ記載しています)
 撮影日時  2009年9月21日(月)  6:45~17:30
 集合場所  滋賀県高島市 白浜荘
 ロケ現場  滋賀県高島市 鴨川河口
撮影シーン  西暦754年の奈良時代のころ、遣唐使と伴に渡唐した日本の僧により招かれた、唐の高僧、鑑真和上による
 皇族 (聖武天皇、光明皇太后、孝謙天皇など) へ戒律を授ける様子を唐招提寺の方の監修のもと再現。
キャスト
  光明皇太后   島田 陽子    如宝   中村 獅童
  聖武上皇   佐々木 勝彦   藤原 刷雄   山本 耕史
  孝謙天皇   南野 陽子   藤原 良麻呂   デビット伊東 
  鑑真   中村 嘉葎雄        
放送日  2009年11月3日(火) TBS系列にて

当日スケジュール
6:45  集合
9:00





17:30
 各シーン撮影
・これから始まる授戒の儀式に興味津々の和僧、官人、民衆。
・戒壇に上がる為に移動を始める、鑑真和上、唐僧につられて詰め寄る民衆。
・押し戻される民衆の中から、一人飛び出した老婆を叱責する衛兵。
・戒壇に上がろうとする皇族。 階段でつまづき倒れる。
・唐僧、皇族が戒壇上で戒律を授かる儀式。
   解散

レポート
~集合~
 AM6:45に集合場所の白浜荘に着くと既に多くのエキストラが来ており、次々と着替えをを済ませて玄関前で休憩していました。 今回は事前に配役が決まっていたので、集合時間ギリギリに到着したのですが、衣装を着ける列に並んでいると、前から順番に官人役が指名されていき、私は官人のはずがタダの民衆になってしまいました。 官人役の衣装着てみたかったぞ。。
 着替えが終わると朝食弁当とお茶を頂き、現場移動までの時間は待機になります。 毎度のことながら、奈良時代の姿で携帯電話でメール、写真撮ったり、不思議な風景となっています。 白浜荘の一般客も珍しい雰囲気を楽しんでいるようでした。

~現場移動~
 ロケバスに分乗し、いつもの鴨川河口へ移動すると、いつもは雑草が茂っている場所が整地され、白い砂が敷かれていました。 敷地の周りは壁で囲まれ、その中には戒壇が作られていました。 戒壇の向こう側はCGで大仏が合成されるそうです。

~午前の撮影~
 配役ごとに立ち位置が決められ、まず合成用の画を撮りました。 その後は、南野陽子さん、中村獅童さん、山本耕史さんらが来られて、撮影開始。 中村獅童さんは僧侶役なんですが、鬘ではなく髪の毛全て剃って役作りされてました。 スゴイ・・・。
撮影は順調に進んでいきますが、カメラが狙っているのは皇族役、僧侶役の俳優さんとそれに絡む僧侶、官人であり、民衆は完全に背景となっています。 今回もあまり映ってないのかなと思っていると、次のシーンは詰め寄る民衆を衛兵が押し戻す場面で、カメラが私の前に置かれました。 もしかすると、はっきり分かるように映っているかもしれません。 今回はわりと大きくフレームに入っている可能性が高く放映が楽しみです。

~昼食~
 エキストラは先に昼食となり、現場から外れます。 今回のロケ弁当は高島市の地元の弁当屋さんでしたが、ちょっと内容がイマイチでした。
 昼食の合間には、俳優さんのインタビューが撮られていて、私たちも遠巻きにその様子を見学していました。 話している声はほとんど聞こえてきませんが、インタビューは進んでいるようです。 ガンマイクの集音性能は大したものですね。

~午後の撮影~
 午後の撮影では、エキストラの演技の後に俳優さんのセリフが続く多少長いシーンがありました。 中村獅童さんと山本耕史さんの絡みで、「気持ちが高ぶっているのは我々だけではないようですな・・・・」 そんなセリフだったように思います。
 この日は快晴でとにかく暑く、日差しが眩しく大変でした。 僧侶役の方は全員、丸坊主なので、スタッフが準備したタオルを頭に乗せて、直し時間をすごしていました。 中村獅童さんの頭の上にもタオルが乗っていました。 

~解散~
 日が暮れるまでに全ての撮影が終わり集合場所に戻ると、中村獅童さんと山本耕史さんがメイクを落とされていました。 中村獅童さんは支度場を出る際にエキストラにも 「お疲れ様でした」 と声をかけてくれました。 何作か出演しましたがエキストラにも声をかけてくれる俳優さんとそうでない方といろいろいますね。
 私は今年も鬘焼けを作ってしまい、額が横向けのツートンカラーになっています。 次回の屋外ロケの時は日焼け止めを使おう。。
 今回のお土産はエコバッグ、クリアケース、夕食の弁当とTBSのボールペンセットでした。