ラック搬入 2008年 3月 21日

トラックに積まれたラック


 太陽電池モジュールを支えるラックが搬入されてきました。 2トン車に満載されたラックや備品の総重量は約1.2トン(1213kg)。 部品点数も小箱の数で200箱くらいあります。 たかだかラックと思っていましたがかなりの量です。 全て屋根の上に設置するものばかりで、取付作業は大変そうです。
 後で搬入される太陽電池モジュールの重量は合計562kgなので、ラックと太陽電池モジュールで 1775kg となります。 その他の支持金具や配管、化粧カバー、ビスなどを合わせると 2トン くらいの荷重が北面以外の屋根に分散して加わると考えれば良いと思います。
 雪質にもよりますが、1立方メートルの雪の重さは50~500kgあるそうです。 雪の重さと比べると屋根全体で2トンを支えるくらい何ともないでしょう。
 

開梱されていくラック


 梱包がとかれ、縦ラックが次々とパレットに並べられていきます。


開梱されていくラック


 これは縦ラックを固定するための支持金具です。 写真は裏返した状態のもので、瓦の上に取り付けると下図のようになります。 段ボールの中の木片は支持金具と屋根の間でスペーサ的役割となります。

ステップバー(棟側)


 これはラックの中でステップバーと呼ばれ、横向けに取り付け太陽電池モジュールを支えます。 3種類あり骨格部分は共通で、カバーの形状が異なります。 写真は棟側(上)のステップバーで右側が棟、左側に太陽電池モジュールを取り付けます。

ステップバー(中間)


 こちらは、中間のステップバーです。 太陽電池モジュールは左右に取り付けられます。 ボルトの右側に出ている突起物が雪止めになります。

ステップバー(軒側)


 こちらは、軒側のステップバーです。 太陽電池モジュールは右側に取り付けられます。 地上から銀色のラックが見えないように長めのスカートがあります。

ロゴプレート


 ロゴプレートです。 軒側のステップバーにネジ留めされます。

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太陽電池モジュール搬入 2008年 3月23日

トラックに積まれた太陽電池モジュール


 太陽電池モジュールの搬入です。 60Wタイプが91枚、45Wタイプが34枚、合計125枚あり総重量は562kgとなります。
 

開梱されていく太陽電池モジュール


 パレットから下ろされ梱包がとかれていきます。

 太陽電池モジュールの仕様
  SU45T-02 SU60T-02
公称最大出力 60W 45W
公称開放電圧 9.8V 7.4V
公称短絡電流 8.28A 8.28A
公称最大出力動作電圧 8.0V 6.0V
公称最大出力動作電流 7.50A 7.50A
公称システム電圧 450V 450V
公称質量 4.8kg 3.7kg
バイパスダイオード 内蔵 内蔵

開梱中の太陽電池モジュール


 パレットから下ろされ梱包がとかれていきます。 太陽電池モジュールは種類別に並べられ出番を待っています。 太陽電池モジュールの表面は強化ガラスで保護されているのですが、持ってみると意外と軽くできています。 表面に見える白いゴミのようなものは製造番号が書かれたシールでしっかり管理されています。

太陽電池モジュールのセル


 これがセルになります。 多結晶シリコン太陽電池ってやつです。

太陽電池モジュールの裏


 太陽電池モジュールの裏側です。 モジュール間の接続ケーブルも付いています。 このモジュールを数十枚直列に接続し、昇圧・接続ユニットに送られます。

ケーブル


 配線部材です。 屋根から昇圧・接続ユニットまでのケーブルと、東面、南面、西面に設置している太陽電池モジュールどうしを棟を越えて接続するためのケーブル。 緑のケーブルはアース用ですね。

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