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京セラ向けに太陽電池モジュールの部品を製造し納めているワボウ電子に、太陽電池の寿命について聞いてみました。 セルの寿命は半永久と言えるくらい長寿命であるが、セル同士を接続する配線が徐々に劣化し、出力電流が低下してくるそうです。 環境によるので何とも言えませんが、30年程度かもしれません。 とのことでした。 |
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パワーコンディショナの設計寿命はおよそ20年(コンデンサの寿命値)。 |
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パワーコンディショナは以前の製品と比べると、効率が上がり、小型化、ファンレス化されたので設置場所の選択肢が増えている。 発熱量は表面が暖かくなる程度だそうです。
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実際は真夏になるとパワーコンディショナを設置している納戸 (1.5畳程) の室温は 50℃、パワーコンディショナの上面の表面温度は 80℃ を超えていました。 さすがにこの温度は危険と感じ、換気扇を追加工事してもらいました(もちろん無償です)。
・・・しかし、あまり効果がなくパワーコンディショナの上面の温度が 10℃ 程低下しただけでした。 |
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追加の対策を検討中です。 |
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1台のエコノナビット(発電モニタ)は2台のパワーコンディショナの合計値を表示する。 |
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太陽電池モジュールの表面は強化ガラス製なので丈夫です。 |
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太陽電池モジュールの上には雪が積もりにくい。
近くにあるシャープ製 『SUNVISTA』 を設置されているお宅では、瓦の上には雪が積もっているんですけど、太陽電池モジュールの上には雪が積もっていないんですね。 不思議!? |
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既存の雪止めは取り外すことになるが、ラックには小さい雪止めが太陽電池モジュールの端から端まで35cm間隔で付いており、結果的には雪止めを取り付けている面積が増えるので心配することはないそうです。 |
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小型の太陽電池モジュールを多く設置するため、ラックは格子状に組まれ多数の支持金具により屋根に固定されている。 荷重を分散できるので積雪に対して強いそうです。
京セラの営業によると、『エコノルーツ』 では積雪1m以下としているが、『SAMURAI』 は1m以上の積雪でも全く問題ないとのこと。 |
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太陽電池モジュールを屋根に搭載すると、瓦が受ける直射日光を遮るため夏場の2階の室温上昇を和らげることができる。 また、冬場は瓦が冷気に直接さらされないため寒さを抑える効果もある。 更には瓦にそのものの寿命が延びるそうです。 |
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1日のピークは太陽電池モジュールの設置容量にはなりません。 太陽電池モジュールは東面・南面・西面に設置するので、太陽の動きに合わせて最高出力を出す設置面が変化していくためです。 全ての太陽電池モジュールが同じ向きを向いていれば、ピーク≒設置容量となるでしょうね。 |
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京セラの太陽光発電は特約店でのみ取り扱いが許されるそうです。 また、施工管理が厳しく、京セラに対して写真付きの施工報告書が必要だそうで、それをもとに10年保証書が発行されるそうです。 |
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