和室の障子戸は息子が産まれる数ヶ月前、遊びに来た甥の一蹴りで見事に大きな穴が開いてしまいました。 やがて息子が産まれ歩き始めた頃、残った障子にも穴を開けてまわりボロボロになってしまったので張り替えることにしました。 障子紙は指で押しても穴が開かないよう表面にフィルムコーティングされたものを使用しました。 幼児の力では破れず、断熱効果もありお勧めですね。 |
すること1. 部材の準備
1階の和室には掃出し窓と腰高窓の内側に障子戸があり、掃出し窓側がボロボロになっています。
今回、障子紙のデザインを 『雲竜』 に変えたかったのですが、腰高窓側の 『無地』 とデザインが変わってしまうので 『無地』 を使うことにしました。
障子紙 |
2枚 |
980円/1枚 フィルム障子 |
両面テープ |
1個 |
350円くらい (格子のデザインによっては不足します) |
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手持ちの部材でまかなえるので、総額 0円 |
カッター + 新品の刃 |
はみ出た紙を切る時に使います。 |
ハサミ |
両面テープの切断に使います。 |
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すること2. 障子戸の取り外し、障子紙を剥がす
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障子戸を外し、残った障子紙を全て剥がします。
息子も今日だけは障子に穴を開けても叱られないので喜んで破っていました。 枠に残った古い障子紙や糊も全て剥がし、両面テープを貼るため乾燥させます。 |
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すること3. 障子紙の貼り付け
両面テープで貼る障子紙は同封されている作業手順を必ず守りましょう。 一度貼ったら糊のように簡単に剥がすことができません。 無理に剥がすと、シワが入り美観を損ねてしまいます。 ゆっくり慎重に作業を進めましょう。 |


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今回使用した障子紙です。 1枚1000円弱で購入することができます。 通常の障子と比べるとかなり高いのですが、張り替える手間と破れず長持ちし張り替え回数を減らすことができることを考えると決して高いとは思いませんでした。
この障子は通常の障子紙の表面にプラスチックフィルムがコーティングされていて表面がつるっとしています。 いかにも強そうな感じで、また糊では絶対に貼り付けることはできないようです。
両面テープを貼る前に、戸の上に障子紙を広げ、格子に対してズレががないように位置を合わせ、障子紙の端を戸の縁にテープで固定します。 障子紙は巻き癖が残っているのでそのまま丸めておきます。
格子の全体に両面テープを貼ります。 縦を貼ってから、横を貼っていきますが、2枚目の障子戸を貼っていると、残量が気になり始めて、結局
「専用両面テープ」 とやらが1mほど足りません。
そういえば、道具箱に両面テープがあったはず・・・・。
あった!あった。 100均で買った両面テープなんですけど、品質表示を見てみると、成分が全く同じなのでこれを足りないところに使いました。
う~ん。 100均サイコー!
もう一度、障子紙を広げズレが無いことを確認し問題がなければ、両面テープの台紙を全て剥がします。 |
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丸めておいた障子紙を丁寧に広げます。 両面テープは強力で一度貼りつくと剥がれませんので慎重に広げていきましょう。
はみ出た障子紙はカッターナイフで切断していきます。 ここで重要なことは、カッターナイフの刃は必ず新品を使うことです。 ここでケチると仕上がりが悪くなってしまいますよ。
四隅を切り取りが終われば、作業完了です。 |
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今回はこの掃き出し窓にある障子戸を張り替えました。 作業時間は延べ3時間ほどでした。(糊を剥がした後の乾燥時間は含んでいません)
写真では分かりにくいですが、障子紙がかなり分厚くなったように感じます。
このフィルム障子はなかなかお勧めですね。 |
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