1歳になる息子が歩き始めて、リビングからダイニング、キッチンとウロウロしています。 それは良い事なのですが、キッチンから廊下に出る引き戸のドアハンドルに手が届くので勝手に開けて廊下に出て行きます。 廊下からは玄関、和室、洗面所、トイレ、風呂、階段に行くことができ、幼児が1人で行くと危険です。 妻からはドアが開かないようにして欲しいと言われており、いろいろと考えていましたが、いい案が出てきません。 大きくなると元に戻すことを考えると、ネジ打ち、穴あけ、接着といった建具を傷めるような加工は避けたいと思っています
そんなある日、息子が背伸びしてドアハンドルを掴み、開けているのを見て、『ドアをロックすることよりも、ドアハンドルに手が届かないようにすれば開ることはできない。』 という事に気づき、ドアハンドルがもっと高い位置にあれば息子の手が届くことはなく勝手に出て行くこともありません。 ということで、ドアハンドルの交換行います。 |
すること1. 部材の準備
もう少し大きくなったら元に戻すので美的なことは考えず、費用をかけずドアの開閉ができればよいということで手持ちの部材を流用してテキトーに作ることにしました。
L型の金具 |
1個 |
ドアハンドルの換わりに使用。5mmの穴あきが良い。 |
平座金 |
2個 |
L型金具が建具と接触しないようにスペーサとして使う。 |
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手持ちの部材でまかなえるので、総額 0円 |
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すること2. ドアハンドルの交換
今の引き戸は閉まる直前のブレーキの調整、レールの真上に戸が来るように位置を調整することができたり昔の建具とはずいぶん違いますね。 このタイミングでこれらの調整もしておきたいと思います。 |
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これが、キッチンから廊下に出る引き戸です。 息子の手がドアハンドルの下側に届き、開けてしまうんです。 ここから出て行くと、玄関、階段など幼児には危険な場所があります。
勝手に出て行くとケガするぞ~ |
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建具とドアハンドルの接合部付近にプラスのイモネジがあります。 これを緩めるとドアハンドルを手前に外すことができ、中には下の写真のようなテーパ状の金具が、太さ5mm、長さ6cmの皿ビスで裏側のドアハンドルと共締めされています。 |
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上の皿ビスを外しテーパ状の金具を取り外し、L型金具と5mmの平座金を通して、元の皿ビスで締めます。 建具、平座金、L型金具の順になっていること。 皿ビスが緩んでL型金具が回転すると建具に傷が入ります。
しっかり締め付けた後は、スポンジでも巻いておくと良いでしょう。 この辺は妻にお任せです。 |
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下はテーパ状の金具を外し、5mmの座金を通して再び取り付けておきます。 |
あまり人に見せられる出来ではありませんが今回はこれで良いです。 これで、息子の手はドアハンドルには届かず、勝手に開けて出て行くことはありません。 一安心です。 |
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