2階ホール(将来書斎かも)に書棚設置 完成 2007.8.31


 2階のホールに書棚を設置しました。 設置場所の条件に合う製品を見つけることはなかなか難しく、完成品や組立品など多くの商品の中から最終的に、千趣会で通信販売されている商品 「ディスプレイ書棚」 を購入しました。 こちらの商品は、ユーザによる組み立てが必要なもので、設置場所の整理、作業場の確保を含めて約4時間ほどかかりました。 手作りも可能ですが、設置場所にぴったり収まるものが見つかったので、手間と仕上がりや費用を考えると既製品を購入することにしました。


 すること1. 商品選び

 
千趣会 ディスプレイ書棚 ナチュラルD
◎設置場所の寸法
床~天井の高さ  :   2470 mm
 :  1250 mm
奥行  :  500 mm

◎必要な条件
全ての棚にA4ファイルが入れられる奥行きがあること
天井近くまで棚があること
転倒防止に天井突っ張り等の機能があること

◎あれば嬉しい機能
巾木対応 (巾木に当たる部分が切り取られ、本棚を壁に密着することができる)

 こんな条件で探してみましたが、A4ファイルが入れられて転倒防止の突っ張りが我が家の天井までとどく商品は非常に少なく、この条件だけで数点に絞られてしまいました。 あとはデザインと値段でこの商品に決めました。


 すること2. 商品のオーダと必要な道具を揃える

 
 サイズはフラップ扉の付いている下段、オープン棚と片開き扉が付いた上段が別商品となっており、それぞれ幅の違いで合計4種類に分かれています。 色は木目が入った「ナチュラル」と「ホワイト」の2種類があります。 材質は無垢材ではなく、プリント紙化粧繊維板と書かれています。 断面を見た感じはパーティクルボード(木材を砕き木片にして接着剤を混ぜ、高温高圧で成形された板)ってやつですね。

■購入した商品
ディスプレイ書棚 1セット カラー:ナチュラル
サイズ:D (幅1190㎜×奥395㎜×高2400~2545㎜)
素材:プリント紙化粧繊維板
    総額 39800円

■必要な道具
ドライバー +2サイズ各ねじを締めます。
電動ドライバー ネジが多いのであると便利です。
ハンマー ダボを打ち込むときに使います。
パワー 一人で組み立てるなら絶対いります。。
   


 すること3. 組立て&設置

 
 荷物は2個組みで届いていました。 梱包箱は大きく、重さもかなりのものでカタログを確認すると総重量84Kgとありました。 1人で組み上がるのかちょっと心配になりますが、組立て説明書は見やすくて簡単に出来上がりました。 非常に良い点は小物パーツの予備部品が付いている事ですね。 なかなか関心です。 しかし、問題点もあります。 これは製品の問題ではなく、組み立てる側の問題ですね。 組み上がるとかなり重く、移動させるには片側を持ち上げてタオルを挟み、もう一方を持ち上げて動かさなければ床に傷が入りそうです。 完成した下段は設置場所に置き、続いて上段の組立てを行います。
 作業は下段と同様に簡単に出来上がります。 こちらも完成するととても重く腕力だけでは全く持ち上がりません。 完全にパワー不足です。 可動棚を全て外し真中の固定棚板の下に頭を入れてしゃがみ、側板に手をかけゆっくりと頭の真上に重心がくるように少しずつ傾け、脚力を使って持ち上げます。 そして、ゆっくりと下段書棚の天板に打ち込んだダボに合うように下ろし連結します。 後は転倒防止器具を調整し天井に突っ張ってもらえば作業完了です。

天井突っ張り部  天井突っ張り部分になります。 17㎝ほどあいていますので突っ張り部分を除くと製品の高さは2.3mほどになります。 

 写真のロングボルトは天板に開いている穴に差し込んでナットをかけるのですが、上段と下段を連結してからでは天井につかえて入りません。 書棚を丸ごと傾けて取り付けなければなりません。  ということで、この金具は上段と下段を連結する前に取り付けましょう。

意味のない巾木オフセット部  巾木の部分です。ご覧のとおり、全く意味がありません。
ゴミが入らないように塞いだほうが良さそうです。

スライド蝶番
 上段の扉には全かぶせスライド蝶番(ちょうつがい)が使われています。 この蝶番は扉を隙間なく並べても開閉することが出来るスグレモノです。  下段書棚のフラップ扉を開けたところです。 フラップ扉には何を展示しようか・・・。