~ 1.TR-8LWV4 (Panasonicサイトより抜粋) ~
 メーカオプションのカーウィングス対応ツインモニターTV/ナビゲーションシステムは約50万円ほどします。 XやXLを選んだ人には関係ないだろうけど、本当に後部席用モニターっていつも見てますか?携帯電話繋いでインターネット接続したりしますか?おそらくほとんどの人はNoでしょう。 確かに車両情報やエアコンコントロールなどがモニターに表示できるのは魅力的ですが、これだけのことに50万円は出せません。 そこで外品のモニターが登場します。 お勧めなのはディーラオプションのHDDカーナビと8インチモニターの組合せで、ディーラ価格379000円がインターネット通販で20万円くらいで入手できます。 アタッチメントのみ仕入れて綺麗に取り付けしましょう。
メーカ/型式 Panasonic/TR-8LWV4 特徴
モニター 8インチワイド ・2画面表示
・プログレッシブ
・D入力端子装備
・バックギア連動カメラ
その他いろいろ

詳細はPanasonicのページ
画素 水平800×垂直480×3(RGB)
電源 DC12V/25W(待機電力1.6W)
受信チャンネル VHF1~12ch、UHF13~62ch
音声 出力1W、4cmスピーカ×1
FMワイヤレス 76.0~78.4MHz(0.1MHz間隔で設定可能)
入力 D2端子:1系統(AV入力と排他)
AV入力:2系統
カメラ入力:1系統(音声なし)
RGB入力:1系統2端子(13ピン丸型/18ピン角型)
出力 スーパー拡張AV出力:1系統
サイズ/質量 モニター:W20.9・H14.6・D4.54(cm)、質量:740g
チューナ:W16.1・H3.8・D13.8(cm)、質量:650g

~ 2.アタッチメント取付け部 ~
今回取り付けるカーテレビ
 Panasonic TR-8LWV4
 (車載用液晶カラーテレビ 8インチワイドVGA)

日産純正アタッチメントキット エルグランド(E51)用
 部品番号:B8088-WL020 ¥13.800.-
  (取り付け説明書付き))


 コンビメータパネルの左端のカバーを外します。 上下2ヶ所のクリップでつけてあるので、内張り剥がし工具やマイナスドライバーでこじ開けます。 続いて赤丸のネジ2本を外し金具を外します。

~ 3.コンビメータ枠の取り外し ~
 コンビメーター周囲のカバーを外します。 黄色丸の部分がクリップになっていますので、左側から順番に外していきます。クリップが多いので多少硬いですけど慎重に外してください。

 次に赤丸のネジを4本外します。 コンビパネルの右側にも2本あるので忘れず外してください。

~ 4.コンビメータ取り外し ~
 ハンドルを一番下に下げ、コンビメーターを引き出し、裏返しダッシュボードの上に置きます。 コンビメータの角でダッシュボードを傷つけないように布をひいておく方が良いでしょう。
 また、コネクターを外してコンビメータを完全に外してもいいでしょう。

~ 5.モニターケーブル敷設 ~
 カーTVのチューナ~モニター間ケーブルを通します。 配線ルートは黄色の線のようにしてください。 左側の点線はモニター側になり余長は点線部分を含めると40cm程度必要でしょう。右側の点線はチューナ側です。 チューナーは右側のフロントステップ収納ボックス内に設置しますからケーブルは可動部の邪魔にならないルートでフューエルフィラーオープナー付近まで通します。
 組み立ては逆の手順で行います。 注意点はただ一つ、コンビメータを取り付ける際にモニターケーブルを噛み込まないようにすることです。 もし噛み込んでいるとコンビメータが浮いているのでわかると思います。この状態で絶対ネジを締めてはいけません。 ケーブルを痛める原因になります。

~ 6.アタッチメント取付け(裏) ~
 日産純正アタッチメントキットを取り付けます。 キットの中に取り付け説明書が入っているので、これ見れば簡単に取り付けられます。 写真を見ればどのようについてるか一目瞭然ですね。

~ 7.アタッチメント取付け(表) ~

~ 8.モニター取付け後(表) ~
 モニターが付くとこんな感じになります。 純正アタッチメントの取付け具合はさすがに完璧ですね。 添付のスタンドはどうもカッコ悪くて使えない。せっかくのデザインが台無しになりますからね。

~ 9.モニター取付け後(表) ~
 モニターの裏側になります。 ステーは樹脂製カバーで覆われVGAケーブルもこの中を通ります。

~ 10.アクセルペダル横のカバー ~
 次に配線を行います。 チューナーの設置場所を決めモニター用VGAケーブル、ACC、BAT、アース、サイドブレーキ、アンテナを繋げば基本的に動作します。 場合によりバック信号、バックカメラ、ナビミュート等を接続します。 (チューナーは右側のフロントステップ収納ボックス内に設置します。)


 フロントステップ収納ボックスまでケーブルを通さないといけないので、写真のカバーを外します。
 黄色丸内のプラスチックナットを緩め外します。 青丸の部分の裏側にクリップがありますので、この周囲の隙間から工具を差込み赤矢印の方向に外します。

~ 11.フロントステップ収納ボックス(右側) ~
 チュ-ナーが収められている右側のフロントステップ収納ボックス内はこんな感じになってます。 黒いケーブルが車両ハーネス、スパイラルチューブでフォーミングされている部分がテレビのケーブルになります。
 フロントステップはクリップ7ヶ所ほどあり真上に引っ張ると外せます。 ボックス部はクリップ3ヶ所で止まっています。このボックスは外してどこかに保管してください。チューナーは両面テープで固定しケーブルは車両ケーブルに固定します。
 最初、助手席の下に設置しようとしましたが、助手席のシートのスライドでケーブルを噛む恐れがあること、熱源を室内に置きたくない、ケーブルの取り回しなどの理由でこの場所に決めました。